包装改善の目的は、包装・物流のトータルコスト削減にあります。現状の包装仕様、コスト、物流上の諸条件、問題点、包装要求把握し、包装設計をおこないます。
ここでは包装改善の基本となる7項目を説明します。
より具体的な包装改善の手法を
知りたいかたはどうぞ当社の包装エンジニアへお問い合わせください。勿論問い合わせは無料です。
ケース当りの外容積を小さくすることにより、材料費、運賃コストをさげる。
a. 内容品と 外装ケースとのクリアランスを小さくする。
b. 緩衝材、固定材の肉厚を薄くする。
c. 1ケース当りの包装数(量)を多くする。
d. ケース内での固定、配列、詰め合わせを改善し、積載効率をよくする。
密閉木箱から強化ダンボール、木材パレットから紙パレットへ等、安全性を考慮した上でより軽量な包装材料を選択する。
必要な場合はケースの耐圧試験や輸送テストを行う。
重量が直接運賃に影響する航空貨物の場合は大きなコスト削減になる。
実際の輸送条件、保管条件を把握し必要とされる強度に応じた包装材料を選択する。
たとえば当社の強化ダンボールであれば、1100G(トリプル)は上積1トンまで、FD470は700kg、FD440は500kgと条件により使い分けている。
規格化・共通化する事により、調達コスト、管理コストは下がる。
ケース製造業者にとっても、多品種、少ロットはコスト高の要因です。
軽量で扱いやすく、作業性にすぐれ、荷役、開梱作業に適した仕様にする。
a. 箱型の選択は梱包作業及び開梱作業を考慮して内容品の持ち上げ、持ち下げに負荷の少ない箱型とする。
b. 固定方法は位置決め、固定に手間のかからない方法とする。
c. 部品点数、種類を少なくし、共通化する。
d. 梱包単位数(量)を多くする。
e. トラック、コンテナーの積載、構内荷役、保管を考慮しパレット形状や梱包外寸を設定する。
f. 廃棄処理費用の少ない仕様、材料をもちいる。
物流費の中で運賃コストの占める割合は大きい。減容化と軽量化を行うことによりトラックや海上コンテナーのフレートは低減するが、さらに積載効率を最大にする寸法設計や包装設計が必要です。とくに海上コンテナーの場合は包装外寸により積載効率が著しく異なるので注意する。
(40フィートコンテナーにはハイキューブとよばれる通常よりも300ミリ内寸の高いコンテナーもある)
包装改善案の基本構想をつくり、コスト試算をおこなう。
現行仕様とのトータルコスト比較をおこないメリットがでるか否かを把握する。
物流コスト要素は互いにトレードオフの関係となる場合もある(一方をよくすれば他方が悪くなる)のでVAを行いながら総合的に良いものを選択する。